ダイヤモンド買取と雑学。赤いダイヤと黒いダイヤ。

ダイヤモンド買取の際には、ダイヤに関する様々な情報を知りたくなりますね。 ダイヤモンドの取引価格や査定ポイントはもちろんのこと、ダイヤという石に関することなら、ダイヤモンド買取と直接関係がないことであっても、興味をそそられるものではないでしょうか。

実際、ダイヤという鉱物は、特別なものの代表みたいなところがありますから、価値のある物をダイヤに例えるような表現も存在します。 まず、黒いダイヤという表現を聞いたことはありませんか。

これは、特に石炭のことを指しますね。産業革命以降、20世紀半ばまでは、石炭は最重要の燃料でしたから、その価値はダイヤに例えられても不思議ではないでしょう。

その他にも、トリュフのことを黒いダイヤと呼んだりします。トリュフは、フランスやイタリアなどヨーロッパで採れるキノコの一種ですが、これは大変豊かな芳香を持っており、また希少なものでもあるため、高級食材として流通します。白いものもありますが、多くは黒いので、この高級食材を黒いダイヤと呼ぶのですね。白いトリュフはもっと希少なので、黒いものよりも高値が付きますが、白いダイヤという呼び名は、日本ではあまり定着していないようです。

では、赤いダイヤという比喩表現はどうでしょう。 これは、梶山季之の小説のタイトルで使われました。これは、昭和30年代の日本を舞台に、小豆相場にのめり込んでいく人々の生き様を描いた物語です。タイトルである赤いダイヤとは、小豆のことなのです。先物取引で富を生む小豆は、相場師たちにとっては正に赤いダイヤだったのでしょう。

こうした豆知識というのは、あまりダイヤモンド買取には関係がないように思えますが、少しはリンクする部分もあります。 というのも、赤い色のダイヤも、黒い色のダイヤも、ごくわずかではありますが、天然ものとして存在するからです。

人工的にカラーを施したダイヤモンドとは別に、実に稀なことですが、自然下でも美しい色味のダイヤは産出します。 ダイヤを構成している炭素原子の結合に歪みが生じたりすると、ピンク色になるのですが、このピンクが濃くなったものがレッドダイヤとされます。ブラックダイヤは、黒鉛(グラファイト)を含有することで黒くなったものを指しています。

ダイヤモンド買取を含む流通市場では、こうした天然カラーダイヤで、4Cなどの基準を満たした良品は、なかなかお目にかかれないといわれます。ブラックダイヤに関しては、近年その価値が認められて、カラーダイヤの仲間入りをした模様ですね。 ちょっとしたことではありますが、ダイヤモンド買取の前に、取引とは少し離れた部分で、ダイヤの魅力を知るのも良いでしょう。